*「いさぎよく諦めよう」
ウクレレって弦が4本しかない・・・しかも音域が狭いから、どうしても限界がある。High-Gなんて特に。伴奏をするにせよ、主旋律を取るにせよ贅沢はいえない。だから引き算ですよ。余分なものを極力排除していくアンサンブル。これ、まさに開眼!でしたねえ。コードがCだからといってドミソ全て鳴っている必要はないわけで、前後との関係や他との絡みでいくらでも省略できる。CとEだけでも、CとGだけでも充分事足りたり、ウラのほうで無意識に鳴ってる和音が聞こえたり、そういう錯覚が音楽にはあるから、今必要な音って何かな?って耳を澄ますようになる。これって大切だよなあ。すんごく深いテーマなんだな。 (・・・ってワケで最近じゃ「ウクレレって弦が4本もある!」と思えるようになった)
*「コードを憶える」 僕はコードの大半をピアノで憶えた、というか理解した。鍵盤と言うのはコードを理解するには実に分かりやすい楽器だ。特にお洒落な響きを演出するテンション系コードとなればなおさら。指板上に同じ音がいくつも点在するGtrやUkeの場合は、順番に音を拾って重ねていくっていう感覚より、フォーム(手の形)で憶えるってところがある。それにしたって4本弦のウクレレは同じフォームで違うコードってのが多々あるので困るのだ。 例えば「4弦→1弦(のフレット)」で「2222」ってコード。これは3弦をルートと考えれば「D6」で、1弦ルートなら「Bm7」となる。同じパターンで「2433」。これはどうなるか?4弦ルート「Am7」/1弦ルート「C6」。「2424」と来れば4弦ルート「A6」/2弦ルート「F#m7」・・・・・もっといっちゃうと 「2212」=3弦ルート「Dm6」/1弦ルート「Bm7-5」。「2333」=4弦ルート「Am7-5」/1弦ルート「Cm6」。。。ってな具合。 どうしてもウクレレは低音域が無いから微妙なコード感が分かりにくい時もあるけど、ベースとアンサンブルすると一目瞭然。そんな風に、「コードフォーム+ルートは何弦か?」の組み合わせで憶えると、ゼロから探すより手がかりがあって楽な気がする。
*「転回形のマスター」
オータさんのようにコードとメロディーを同時に弾こうとするなら、コードを押さえた状態のままでドレミファソラシドが弾けなければならん。そこでコードの転回形ってのを覚えるわけですな。1弦1フレットから音階が始まると仮定してKeyはBb。でBbコードを指板上で大まかに4分割で転回していくと、第1ポジションは「3211」、第2ポジション「7565」、第3ポジションは「10.10.10.8」、第4ポジションは「15.14.13.13」、となる。 ・・・分かりにくいから別ウィンドウで図を参照→(here)
これはメジャー編。同様にマイナーやセブンス(here)に関しても同様に転回形をチェック。
・・・こんな風に一つのコードにつき4つくらいの転回形とTopNoteまで分かれば怖いもんナシであろう。僕はこうしたシートを全てのKeyについて作り、さらにプリントアウトしたものを枕元において、たまに気が向くと寝る前に眺めている。何とかビジュアルとして、理屈でなく一枚の絵として頭にインプットしてしまえ!と企んでのことだが、効果のほどは不明である。・・・というよりも、楽器持たずにただ眺めているだけでは、ビジュアルとして退屈で、心地よい睡魔に襲われるのだ。
う〜む、どうしたものか。
*「語呂合わせ」
電話番号でも何でも、憶えなきゃいけないコトはなるべく語呂合わせを考えるようにしている。音の場所も同様だ。前出の通り弦楽器は鍵盤と違って指板上に同じ音がいくつもあったりしてなかなか厄介だ。
で、オカヨシ的には、0/12フレット上の音「GCEA」を「自信!イエ〜イ!」と憶えた。同様に、5フレット=CFADは「CF(カードは)ええで〜」、7フレット=DGBEは「デジベエ」という具合。ちなみに7フレのデジベエはギターの開放弦と同じ並び。
さらに沖縄音階は「ドミファソシド」いわゆる「レラ抜き」だが、オカヨシ的には、沖縄でセッションに苦しむE.クラプトンをイメージしている。ついレとラを弾いてしまう・・・あぁ、いとしのレ・ラ。 くだらないけどこれで結構重宝します。
*「スケールについて」
私は正直言って、ソプラノスケールが苦手。別に手が格別デカイってワケじゃないが、「うひっ、せ、せまい・・」と手指を縮めて背中まで小さく猫背に丸まっていく苦痛よりは、「むお〜っ、届かんぞぉ、おんどりゃぁ〜」と手指を目一杯開き攣りそうになりながらエビゾリになっていく苦痛のほうがまだマシかなって感じ。
ちなみに私はギターもピアノもベースも弾く(よく言えばマルチプレイヤー、実際は単なる器用貧乏)。で、経験的に楽器マスターにおいて、手指を“開く”という鍛錬は割としてきたけど、“チヂコメル”という訓練をした記憶って無いよなあ。だからオータサンとかのプレイをビデオなどで見ると、もう驚きなのですよ。あの重なり合う指の形とか、すげえなぁって思う。
ピッチの問題ってのも確かに言えるけど、それ以上に、手指の感覚的に、私には400ミリ以上のスケールがいいようだ。また好みが変わるかも知れんけど。
※ここでいう“スケール”とは「ネックの長さ」ってコトで、ペンタトニックだのオルタードなどといった「音階」のことではございませんので悪しからず。
*「High-G派 Low-G派」
ご存知の通りウクレレには代表的な2つのチューニングがある。スタンダードなHigh-G。4弦をオクターブ下げたLow-G。私はどちらも好きだ。どちらか一つ!なんて選べない。それぞれに魅力があり、それぞれにしか出せない味わいがある。ある意味、2倍楽しめるってコトだと思う。「Low-Gなんて邪道だ」って人もたまに見受けられるが、それってウクレレの可能性を半分No!と言ってるようなもので誠に遺憾でございます。だって本来ウクレレっちゅーのは、何でもアリの自由な楽器でしょ。今日の気分は・・・どっちにするか?・・・なんて調子でハイorロー選べるなんて、なんて贅沢な楽しみだらう。贅沢といえば確かに、楽器の数が倍倍になっちゃいそうなのはキツイところであるが。
んで、最近は3弦を半音上げて「G,C#,E,A」チューニングなんて、たま〜にやってみる。これ「A7」のオープンチューニング。ちなみに1弦を半音上げだと「C7オープン」ですな。オープンチューンだったらウクレレでもボトルネック奏法とか、よく分からんままに弾いてるんだけど、それっぽく聴こえて楽しいです、はい。
|