夜明け前のブラックコーヒー

mp3試聴

僕は朝焼けを見に…波打ち際に向かって…
歩いているつもりだった
気がつけば風の中…黒い風の中…
ウィンドウショッピングの様な目をしてた

何もない今が怖くなって 昨日にダイヤルを回すよ
僕のありふれた言葉は この沈黙(しじま)を越えられそうにないよ

だからブラックコーヒー 夜明け前のブラックコーヒー 君と二人で…

君は僕にこの次の…約束を訊く…僕は君に花の名前を訊く
ベッドにはヴェールを…そっと掛けておいたよ…君と僕お互いのために

君の扉をノックするよ 熱く震える指先で
君の恋人でいることは あまりに簡単なことだよ

だからブラックコーヒー 夜明け前のブラックコーヒー 君と二人で…

干し草の香りに…まどろみながら…僕は甘い夢を見ようとしている
少し疲れただけ…明日を見上げることに…
ただとりとめの無い「今」が欲しかっただけ

君は一人は好きじゃない 僕も寒いのは好きじゃない
でも、冬の朝のコーヒーカップは すぐに冷えてしまうものだよ

だからブラックコーヒー 夜明け前のブラックコーヒー 君と二人で…
 (どこにもたどりつけない二人)



Copyright -okayoshi.- All Rights Reserved.